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気候変動に適応、セミ進化 13年・17年周期で発生

  一定の間隔で大発生するセミは、寒冷期や温暖期など地球の気候変動に適応することで、発生周期が13年と17年の二つのタイプに進化したとみられることを京都大や静岡大のチームが解明し、18日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表し米国東部に生息する周期ゼミの遺伝子解析で分かった。チームは、生物が気候変動にどう対応していくかの手掛かりになるとしている。

 チームは、周期ゼミの遺伝子を解析。

 13年ゼミに最初に分化したのは、約50万年前の温暖な気候の間氷期とみられることが判明。13年と17年に分化したのは、最後の氷河期のピークだった約2万年前以降と推定された。共同通信47News.,2013/03/19