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「交雑種」の飼育、輸入も禁止 外来生物法改正へ

  環境省は25日、生態系に重大な被害を与える恐れがあるアカゲザルなど特定外来生物の「交雑種」の飼育や輸入を原則禁止する方針を固めた。対象としては特定外来生物同士のほか、同生物と在来種の間に生まれた交雑種を想定。これまでは特定外来生物に限って飼育や輸入を規制していた。今国会に外来生物法改正案を提出し、所有者が分からない山林などで駆除する手続きも簡素化する。

 千葉・房総半島で、アジアに生息するアカゲザルと日本の固有種ニホンザルが交雑し、固有種の独自性を脅かす事態が発生するなど、中央環境審議会で規制強化を求める声が上がっていた。東京新聞(online) 2013年3月26日