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石炭火力の厳格なアセス基準要求 新設で環境相

 東京電力の石炭火力発電所計画をめぐり、石原伸晃環境相は2日の記者会見で、技術の進歩を見越した厳格な基準による環境影響評価(アセスメント)が必要とする考えを示した。二酸化炭素(CO2)排出量を現状より抑えることが前提で、コスト高につながるため、東電側の反発が予想される。

 石炭火力は燃料費が安く、電力の安定供給を目指す経済界が導入に積極姿勢を示している。一方でCO2排出量が多いとして環境省は懸念を表明、経済産業省とアセスの基準について協議を続けている。石原氏は「5月をめどに結論を出したい」としたが、基準策定は難航も予想される。共同通信47News.,2013/04/02