「みどりの学術賞」授賞式
植物や自然保護の研究で功績があった人に贈られる「みどりの学術賞」の授賞式が、26日、天皇陛下も出席されて行われました。
「みどりの学術賞」は、5月4日の「みどりの日」を前に、植物や自然保護の研究で功績があった人を総理大臣が表彰するもので、東京・千代田区で行われた授賞式には天皇陛下も出席されました。
ことしの受賞者は、クロレラが二酸化炭素を効率よく吸収する仕組みを解明し、植物の力を環境保全に活用する研究を進めた東京大学の宮地重遠名誉教授(82)と、絶滅のおそれがある植物を守るため、住民と共に外来種の調査や駆除を行うなど、地域に根ざした自然保護活動を広めた東京大学の鷲谷いづみ教授(63)の2人です。
地域の緑化推進活動に貢献した個人と団体も表彰され、天皇陛下は笑顔で拍手を送られていました。
皇后さまは、けい椎症による痛みが続いているということで、授賞式への出席を取りやめられました。NHK News.,2013年4月26日