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石炭火力発電 環境への配慮を怠るな

毎日新聞社説

 石炭火力発電所を導入する際の環境影響評価(アセスメント)に関する新基準を政府がまとめた。審査期間も短縮するという。燃料単価が安く、供給も安定している石炭の利用促進を図るためだ。だが、石炭火力は二酸化炭素(CO2)の排出量も多く、地球温暖化対策に逆行しかねない。東日本大震災後に原発の稼働停止が続く中、石炭火力を一定程度活用することはやむを得ない面があるが、環境技術を向上させるなど、導入拡大には十分な配慮が必要だ。毎日新聞 2013年04月27日