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深海底の熱水で発電成功 「地産地消」で鉱床を探査

■電力を現地調達

 海底の熱水活動域は、日本近海では沖縄県の琉球諸島付近と、伊豆諸島から小笠原諸島にかけての海域に存在する。熱水の噴出孔は海底から煙突状に突き出した「チムニー」を形成。ゴカイやエビなどの仲間が独特の生態系を構築する。

 チムニーからは硫化水素だけでなく、金や銀、レアアース(希土類)など工業的に価値が高い金属類も噴出。これらが周辺に堆積して熱水鉱床となる。貴重な海洋資源として、国内では急ピッチで調査研究が進んでいる。 MSN産経ニュース 2013.9.23