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環境省、PM2.5の予測手法見直し 精度向上へ

 環境省は18日、中国からの越境汚染が懸念される微小粒子状物質「PM2.5」に関する専門家会合を開いた。自治体が住民に外出自粛などの注意を的確に呼びかけられるよう、指針値の予測手法を来月にも見直すことを決めた。予測精度を上げ、住民への注意喚起を出さないまま日中にPM2.5が指針値を超えるような事態を防ぐ。

 

 環境省が2月に打ち出したPM2.5の暫定指針では、外出自粛など注意喚起の目安となる大気中の濃度の値を1日平均で1立方メートル当たり70マイクロ(マイクロは100万分の1)グラムと定めた。現在、午前5~7時の1時間平均値が85マイクログラムを上回れば、指針値を超えると判断し、自治体に注意喚起するよう求めている。 日本経済新聞(Web版)2013/10/18