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米環境保護局、新設の石炭火力発電CO2規制案を発表

 米環境保護局(EPA)は20日、新設する発電所を対象にした排気ガス規制案を発表した。電力業界からは、コストがかかる上に実績のほとんどない技術を使うことが規制強化によって義務付けられるとの声が上がっており、今後、規制案を巡ってEPAと業界との争いが予想される。

 この規制によると、石炭火力発電所は1メガワット時あたりの二酸化炭素(CO2)排出量を1100ポンド(500キロ)までに制限される。この上限は近代的な石炭火力発電所の大半での排出量より700ポンドも少ない。そして、基準を達成するためには、CO2が大気に放出される前に回収する最新技術を使うしか方法がない。ウオールストリートジャーナル2013年 9月 21日