バイオ塾情報創庫【自然と環境と技術】

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アホウドリ・餌やり

 ひなが大きくなると食べる量が増す。その旺盛な食欲を満たすため、親鳥は鳥島から数百キロ、あるいはそれ以上離れた海域に出かけ、餌を集めてコロニーに帰ってくる。

 主な餌はイカや魚類、甲殻類。ひなは親鳥の口元近くにくちばしで触って餌をせがむ。親鳥は半分消化された液状の胃内容物を苦しそうな表情を見せながら吐き戻し、口移しでひなに与える。

 その中に、発泡スチロールやプラスチック、スポンジなどの欠片がよく交じっている。孤島で海洋汚染の現実を知った。MSN産経ニュース 2014.1.27