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ろ過膜処理技術の応用、北京で10万立方メートルの節水効果

 

北京市の節水策は、浄水場にまで及んでいる。記者は1日、北京市自来水(水道水)集団田村山浄水場の、前日稼働開始したばかりの限外ろ過膜処理施設を取材した。黄色く濁った工業排水が、凝集、沈殿、ろ過膜処理などの過程を経て、わずか70分ほどで国家基準に合う透明な水道水になった。同施設の稼働により、北京市西部の緊急水供給能力が4万立方メートル拡大された。そのうち半分は、これまでならば廃棄されていた工業排水だ。北京市のすべての地表水浄水場は工業排水の回収を実現しており、1日平均で約10万立方メートル節水している。北京青年報が伝えた。Science Portal China.,2014年 7月2日