生物多様性の第二の危機を緩和する林業活動
—人工林の伐採は遷移初期種の減少緩和に貢献する—ポイント
日本では採草地や若い森林などの開放地が減少し、そこに住む鳥類など、遷移初期種と言われる生物の減少は生物多様性の第二の危機と言われ、心配されています。
カラマツ人工林の新植造林地や伐採跡地では、ハナバチ、鳥、植物の遷移初期種の種数は採草地や放牧地に匹敵するほど多いことが分かりました。
人工林の利用と適切な管理によって、生物多様性の第二の危機が緩和されると期待されます。独立行政法人森林総合研究所 プレスリリース 平成24年5月28日