バイオ塾情報創庫【自然と環境と技術】

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2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

日本の植物絶滅速度は世界の2、3倍

日本列島の植物の保全は急務である。そのことを知らせる研究が報告された。日本で維管束植物(シダ、裸子、被子植物)の減少傾向が現状のまま続くとした場合、100年後までに370~561種の絶滅が起こる可能性があることを、国立環境研究所の角谷拓(かどや たく)…

外来種のカミキリムシから桜を守れ

外来種のカミキリムシから桜を守れ外来種のカミキリムシによって、桜の木が食い荒らされる被害が出ている埼玉県草加市で、被害の拡大を防ぐための生態調査が始まりました。 草加市の葛西用水沿いにある桜並木では去年7月、「アロミア・ブンギ」という外来種…

東京は亜熱帯に? 温暖化で今世紀末に真夏日50日増加

環境省は6日、温室効果ガスの排出が今のペースで増えると、最高気温が30度以上の真夏日が今世紀末に全国平均で年間約50日増えるとする予測を発表した。東京都は現在の48・5日から100日程度に増えるほか、那覇市は1年の半分と倍増する見通し。現…

富士とエベレストは「姉妹」…環境保全へ交流

世界最高峰のエベレストのあるネパールと、富士山のある日本の両国民による環境保全活動や協力交流を深めるため、登山家の野口健さんやネパールの山岳団体の代表らが3日、両山を「姉妹山」として提携することを発表した。 姉妹山提携は法的な制度ではないが…

小型渡り鳥、尾羽根の異常が急増 2011年秋から

編集委員・上田俊英 オオジュリンという小型の渡り鳥の尾の羽根に、2011年秋から、虫食い状に欠けていたり長さがふぞろいだったりする異常が広がっていることが、山階(やましな)鳥類研究所の調査で確認された。原因はわかっていないが、寄生生物や未知…

アルゼンチンアリ 史上最強の侵略的外来種だ

「史上最強の侵略的外来種」が日本列島で勢力を拡大しつつある。この脅威の外来種とは、3ミリに足りないアルゼンチンアリだ。過去150年間に世界各地へ侵入し、大陸間をまたぐ地球規模の超巨大血族集団を形成してしまった。地球の裏側の日本には1993…