バイオ塾情報創庫【自然と環境と技術】

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2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

脱コンクリートの「鋼」づくりの砂防ダム

砂防を目的とする河川や渓谷の堰堤(ダム)といえば、コンクリート製の密閉型建造物を思い浮かべがちだが、近年は渓流の連続性や環境保全といった観点から、小さい砂までせき止めるコンクリート製の不透過型ではなく、複数の開口を持つ鋼製の透過型堰堤の需…

森林環境学習「やまのこ」事業が児童の森林への意識にもたらす影響

岩西 哲, 森永 紗江子 环環境教育 Vol. 21 (2011) No. 1 p. 1_16-27 DN/JST.JSTAGE/jsoee/21.1_16

絶滅危惧種に保全カルテ 環境省、保護に活用

環境省は29日、レッドリストで絶滅危惧種に指定している野生生物について、種の回復を阻害している要因を整理し、不足している対策を把握して保護に活用する「保全カルテ」を作る方針を明らかにした。 29日にあった中央環境審議会の部会に示した。同省は絶滅…

環境汚染物質を検出・除去する新規な機能材料の開発

内分泌かく乱化学物質の疑いのあるビスフェノールA(BPA)を捕捉して体積変化する環境汚染物質捕捉応答性ゲルを合成した。さらに,その薄膜やナノ粒子を合成し,実用化のためのデバイス化も行った。具体的には,BPAを選択的に捕捉して40%近く体積が減少するゲ…

中国の植林面積、昨年は601万ヘクタール

中国緑化委員会弁公室は11日、「2012年中国国土緑化情況」を発表。2012年、中国全土で延べ6億人が植樹活動のボランティアに参加し、26億株が植樹されたことが明らかになった。同年末の時点で、同ボランティアに参加した人は累計延べ139億人になり、640億株が…

屋上に緑のじゅうたん 省エネ・環境保護に貢献

広州市建築科学研究院建築省エネ研究所では、3年前に屋上にムラサキツユクサを敷き詰め、「緑のじゅうたん」を作った。8月27日、研究者が3年間の成長を経た「緑のじゅうたん」の一部をめくったところ、ムラサキツユクサの根は、屋根に全く損傷をもたらしてい…

汚染物質排出削減は道半ば 石油2社を認可停止に

環境保護部(環境保護省)が28日に明らかにしたところによると、中石油と中石化の二大グループ企業は、2012年の汚染物質排出削減目標を達成できなかったため、このほど行われた年度審査で不合格になった。同部は両社の製錬事業における新規・改良・拡張プロ…

「ゴミ屋敷」状態の街、中国の都市の3分の1超える

11:25 (1/2ページ)[中国] 中国では全国の3分の1以上の都市で、ゴミが街を囲い込む「ゴミ屋敷」状態に陥っており、ゴミ山に75万ムー(1ムーは約6.67アール)もの土地が使われているという。中国青年報が中国政府の統計をもとに報じた。ゴミ処理…

中国は公害を克服できない

中国新聞趣聞~チャイナ・ゴシップス 福島 香織 少々マニアックな話なのだが、今回は環境公益訴訟のテーマを取り上げたい。 8月18日、中国で目下審議中の「環境保護法修正案(第二次草案)」のパブリックコメント募集が締め切られた。実はこの環境保護法修正…

上海では1日2万トン、深刻化する中国の「ごみ戦争」

主張し始めた住民の反対でごみ処理場建設は進まず 北村 豊 2013年7月19日、広東省広州市の市内北部にある“花都区”で、地元住民1000人以上によるごみ焼却場の建設に反対するデモ行進が行われた。彼らは炎天下をものともせず、「獅嶺鎮前進村のごみ焼却場建設…

米東部河川の3分の2がアルカリ化、酸性雨が原因 研究

米東部の3分の2の河川がアルカリ性の度合いを強め、農業用水や魚の生息に危険を及ぼしつつあるという研究論文が26日、米国化学会機関誌「Environmental Science and Technology(環境科学と技術)」に掲載された。 アルカリと酸は相反するものだが、河川のア…

フリーズドライで希少動物の精子保存

インスタント食品の製造に使われるフリーズドライの技術を使って、チンパンジーやキリンの精子を凍結保存することに、京都大学のグループが成功しました。 国内の動物園と共同で、希少な野生動物の精子を長期間保存する取り組みを始めるということです。 京…

近畿地方における高精度リアルタイム連続強震観測網の構築

赤澤 隆士, 荒木 正之, 鷹野 澄, 澤田 純男, 林 康裕, 堀家 正則 日本地震工学会論文集 Vol. 13 (2013) No. 4 p. 4_55-4_67 DN/JST.JSTAGE/jaee/13.4_55

2011 年東北地方太平洋沖地震における茨城県での津波避難

津波発生時の避難行動解析 田村 誠, 田林 雄, Frank Hiroshi Ling , 安島 清武, 三村 信男, 安原 一哉 日本地震工学会論文集 Vol. 13 (2013) No. 4 p. 4_19-4_37 DN/JST.JSTAGE/jaee/13.4_19

地球温暖化促進の新たな要因は「海洋酸性化」、研究

人間による化石燃料の燃焼で排出される二酸化炭素(CO2)によって海の酸性化が進み、地球を太陽放射から保護するのを助けるガスが海から放出される量が減少することで、地球温暖化を促進させる恐れがあるとの研究論文が25日、発表された。AFP BB News.,2013年0…

森林除染の条件緩和、再除染も前向き 環境省、30日に計画見直し発表

環境省の井上信治副大臣は26日、東京電力福島第1原発事故を受けて国が直轄で進める除染事業の計画見直しを30日に発表すると明らかにした。森林除染の条件を緩和するほか、これまで否定的だった再除染にしっかり取り組む方針を表明した。福島県庁で佐藤…

日本海周辺の大気汚染予測 金大がプロジェクト

金大が17日までに、日本海域で深刻化する大気汚染の動向を予測するプロジェクトに 乗り出した。16年前から日本、中国、韓国、ロシアで計測してきた大気データをもとに 、今後10~20年の間に汚染の濃度や拡散状況がどう変化し、日本国内にどんな影響…

中国が大気汚染を防止するための評価基準を策定へ

中国環境保護部は大気汚染を防ぐための評価基準を策定し、各省(直轄市、自治区)政府および中央企業(国有企業のうち、中央政府の管理監督を受ける企業)と大気汚染防止目標責任書を締結すると同時に、北京・天津・河北と周辺地域の大気汚染防止協力体制を…

アサガオ大気環境調査:葉の被害44.3% 前年比7.4ポイント増 光化学スモッグ影響か /埼玉

県環境科学国際センター(加須市)が毎夏、光化学スモッグの影響を受けやすいアサガオの葉を通じて、県民参加型の大気環境調査を続けている。昨年7月は、県内105地点のうち103地点で被害を確認。全ての葉の中で被害が生じた割合は前年比7・4ポイン…

環境保全と活性化へ協定 県と四万十町大正中津川

高岡郡四万十町大正中津川地区の環境保全や活性化に協力して取り組もうと、県と同町、同地区は23日、県四万十川条例に基づく「大正中津川集落の人と自然が共生する地域づくり協定」を結んだ。 同条例では四万十川流域で特に良好な景観が維持されている地域…

地球温暖化に対応して緊急導入した水稲品種「にこまる」、「あきまさり」の大分県における特性

長谷川航、白石真貴夫、大成忍、安井利昭、衞本圭史、佐藤吉昭、北園景一、壽福和子、山崎哲、永元良知、小野和也、二宮淑恵、後藤志乃、河津浩二 大分県農林水産研究センター研究報告. 農業編 = Bulletin of Oita Prefectural Agriculture, Forestry and Fi…

温暖化・CO2濃度上昇が水稲生産に及ぼす影響を実際の水田で調べる

50年後の水稲生産を予測する 長谷川 利拡 化学と生物 Vol. 50 (2012) No. 4 p. 298-301 DN/JST.JSTAGE/kagakutoseibutsu/50.298

エコシステム秋田株式会社が低濃度PCB廃棄物処理施設の建築に着手

廃電気機器の一貫処理を開始し、処理委託の利便性を向上 DOWAエコシステム株式会社(東京都千代田区外神田4丁目14番1号 資本金:10億円 社長:佐々木憲一)は、エコシステム秋田株式会社(秋田県大館市花岡町字堤沢42 資本金:50百万円 社長:倉持周志)にお…

休耕田で生物学習を ビオトープ整備 子どもに開放

輪島市門前町広岡の元高校教諭小嶋茂さん(62)が、自宅の庭や近くの休耕田の一角にビオトープ(生物の生息空間)を整備し、今月から子どもたちに学習の場として開放し始めた。中日新聞(Web版) 2013年8月22日

気候変動の原因は「人間」、95%の確率 国連パネル草案

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が、気候変動は人間の活動によって引き起こされている可能性が「95%」に上るとの報告書をまとめていることが21日までに分かった。CNNが草案の概要を入手した。 CNNニュース 2013.08.21

海岸漂着ごみに与える地元投棄ごみと河川の影響

岡野 多門, 安東 重樹廃棄物資源循環学会論文誌 Vol. 23 (2012) No. 5 p. 232-239 DN/JST.JSTAGE/jjsmcwm/1120316

開発途上国のごみ問題における市民の環境意識と行動の事例分析

スリランカの2つの地方自治体での比較を通して 清水 研, 吉田 充夫 廃棄物資源循環学会論文誌 Vol. 23 (2012) No. 6 p. 279-290 DN/JST.JSTAGE/jjsmcwm/1120501

大気中の二酸化炭素と海洋酸性化-現代と過去の比較より-

海を守る、地球を守る 大気海洋研究所 川幡穂高 二酸化炭素が関連するもう一つの地球環境問題 大気中の二酸化炭素濃度(pCO2)は産業革命以前の280μatmから380μatmまで増加している。これにより地球温暖化問題に至るという道筋はプロセスが複雑なため議論が…

食害防止へ予測システム導入

群馬県はシカやイノシシなどによる農作物への被害が深刻になっていることを受け、被害や出没地点などのデータから野生動物が現れる地点を予測するシステムを大学と共同で開発し、被害を受ける前にわなや防護柵を設置するなど効果的な被害防止策に役立てるこ…

沖縄マングースから高濃度PCB 米軍周辺、製品から漏出か

普天間飛行場など沖縄県の米軍基地の近くで捕獲されたマングースの体内に、有害なポリ塩化ビフェニール(PCB)の一種が高濃度で蓄積していることを愛媛大と名桜大(沖縄県名護市)の研究グループが19日までに突き止めた。 グループは、マングースが生息…