バイオ塾情報創庫【自然と環境と技術】

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世界の主要温室効果ガス濃度は過去最高値

世界の主要温室効果ガス濃度は過去最高値
 ~WMO温室効果ガス年報第9号の発表~

気象庁が、WMOの温室効果ガス世界資料センターとして、大気中の温室効果ガス観測データについて世界の専門家と協力して解析した結果、2012年の二酸化炭素、メタンおよび一酸化二窒素の世界平均濃度は過去最高であることが判明しました。
気象庁 報道発表 平成25年11月6日

 

全球の海洋による二酸化炭素吸収量に関する情報提供の開始について

 海洋による二酸化炭素の吸収量の変化は、大気中の二酸化炭素の増加量に影響を与えることから、地球温暖化や海洋酸性化などの地球環境の監視・予測に重要です。このため、気象庁は、全球の海洋による二酸化炭素の吸収量について、国内で初めて定期的な情報提供を開始しました。今回の解析により、海洋による二酸化炭素の吸収量は、1年あたり19億トン炭素(1990~2011年の平均)で、近年増加傾向にあることが分かりました。気象庁 報道発表 平成25年11月6日